2022〜2023コロナ明けの年末年始!そうだチュニジアに行こう!

チュニジア
チュニジア

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さて、2023年になり早1週間が経ちましたが、私はこの年末年始休暇+有給を利用して、初のアフリカ大陸&アラブ圏チュニジアを周遊してきました。未知の国チュニジア・・・あまり情報は多くありませんでしたが、冬が寒すぎない+クリスマス・年末年始でもお店が閉まってなさそう、そして旅行しやすそうな国ということで決めしました!

唯一の難点は、航空券が高いこと。年末年始のハイシーズンに加え、原油高騰とロシア・ウクライナ戦争などの影響で世界的に上がっているので仕方ないと諦めてチケット購入。タイからチュニジアへは直行便はなく、中東(イスタンブール・ドバイ・ドーハなど)で乗り継ぎが一般的。パリ経由もありましたが、アジア圏から行くなら中東経由がそれぞれのフライト時間が5−6時間程度なのでラクそうだなと感じました。

これから自分への備忘録を含め、のんびりチュニジア旅を綴っていきます。ちなみに、チュニジア良かったか悪かったか、、、、2択で答えるならすごく良かった!感性をバシバシ刺激されたひさしぶりの2週間(コロナで旅行してなかったのもあるけど)でした。インドほどではないけれど、現地の人の好奇な視線や対応に、良くも悪くもoverwhelmingな気持ちに何度かなったのもここだけの話。

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バンコクからチュニスへ

2022年のクリスマス前、20時過ぎのドーハ行きフライトへ乗るために早めに仕事を切り上げて、スワンナプーム空港へ。セキュリティやイミグレが結構混んでいるとの前情報があったので、17時前に空港着。

空港も華やかな飾り付けがされていて休暇モード

3時間あればさすがに大丈夫だろう・・・。あらかじめwebチェックインを済ませていたので、荷物を預けるだけ。

と思ったら、結構な行列で、なかなか前に進まず荷物を預けるだけで30分かかりました・・・。

気を取り直して、セキュリティゲートに向かってみると、あれ?全然混んでない。

イミグレも待ち時間ほぼなしであっという間に通過できました。混むのは時間帯によるのかな。何はともあれ、無事出国。

今回バンコク-ドーハ間は、A380の2階席があるジャンボ機。乗客が多く、搭乗にもだいぶ時間がかかった。

機内もほぼ満席。運良く私の隣は空きで、ゆったり過ごせました。

ドーハ・ハマド国際空港

出発が遅れ、予定より30分ほど遅れてドーハに到着。中東便は深夜発着が多いイメージですが、私がドーハに到着した深夜0時前後は、同時に到着した便が多かったのか混み合っていて、トランジットのセキュリティチェックもかなり行列ができてました・・・

セキュリティチェックを終え、無事セキュリティエリアに入りました。24時間空港だからか、閉まってるお店はなく(たぶん)、深夜でもかなりの盛況ぶりで人で溢れてました。

9時間のトランジット時間があったのでホテルを取ってもよかったのですが、ワールドカップ中でカタール航空が格安で提供してる乗り継ぎ専用のホテル予約が使えず、空港で過ごすことに。

Al Mahaラウンジへ行ったものの、深夜のこの時間帯、私と同じように乗り継ぎ待ちの人で溢れ、席がひとつも空いてない状況。軽くドリンクと軽食を食べながら待っているとようやく席が空いたので、少し仮眠をとることができました。

日本っぽいデコレーション

チュニス行きの便の搭乗時間が迫ってきたので、ゲートへ移動。ハマド空港なめてました、、、想像以上に広かった!

チュニスへ向けて出発

バンコク-ドーハ便は、アジア系、ヨーロッパ系が多かったのに、ドーハ-チュニス便はほぼアラブ系の人しかいなくてちょっとドキドキ(インド便みたい)。

チュニス便は沖止めでバス移動。バス待ちの時、スーツケースを係員が別で運ぶから置いてけってアラビックな人に言ったら(多分バスが混むから)、その男の人なんかマジギレしてスタッフの人と揉めてた・・・。キレるほどのことなのか、ラテン気質の人は熱いなあ(違う)・・・と思いつつ・・・ぼんやり眺めてました。

搭乗後も出発までに時間があり、外を眺めてると遠くにドーハの高層ビル群が見えました。この時、ちょうどワールドカップが終わったばかり。カタールって何があるんだろう。この先旅行先として選ぶことがあるかはわからないけど、乗り継ぎとかでもし時間があれば、いつか立ち寄ってみたい気もしました。

離陸から約5時間、チュニジア上空。眼下に見えるチュニジアの海岸線の美しさ。地中海にやってきた!期待が高まる!

冬の時期でも緑が豊かで眩しい。

チュニスの空港の着陸間近。道路や住宅地のスレスレのところを飛行。この辺りに住む人は騒音が凄そう。

チュニス・カルタゴ国際空港

飛行機を降りて進むとイミグレはチュニジア人も外国人も共通のカウンターでした。かなりの行列で結構待ちましたが、入国審査自体は簡素でホテル名を聞かれたくらい。その後、荷物が出てくるまでにもかなり時間がかかった。到着便少なそうなのにあまり人がいないのか、のんびりしてるのか。

なかなか荷物が出てこなくて時間がもったいないので、先にお金でも下ろそうとATMに向かってると、突然日本語を話す謎の現地?の男性が声をかけてきた。

謎の男性
謎の男性

こんにちは。日本人の方ですか?何か困っていることがありますか?

BECO
BECO

いいえ。荷物が出てくるのが遅いので、先にお金を下ろそうと思って、ATMに行くところです。

謎の男性
謎の男性

荷物から目を離しちゃダメです!お金は荷物を受け取ってから下ろせばよい。この国の人は信用しちゃいけないです。スリや荷物を盗む人がいっぱいいますから注意してください。

BECO
BECO

え、(空港のセキュリティエリア内でそれはさすがに治安悪すぎやろ、どんな国やねん)。(荷物まだ全然出てくる気配ないし)出てくるの遅いから時間がもったいないかと思って・・・

謎の男性
謎の男性

ダメですダメです。先に荷物です。さあ、レーンに戻って。チュニジアにはいつまで滞在予定ですか?もし困ったことがあれば、(ゴソゴソ財布の中で何かを探しつつ)#$%&*3(*&^:>?(渡せる連絡先なかった的な心の声が聞こえてきた)・・・・とにかく注意してくださいね。

おそらく日本人っぽい女性が1人いたので、その人のパートナーと思われたけど、日本人はカモにされやすいと思って心配して声かけてくれたのか。。。何も困ってなかったけど、あまりにもしつこく戻れと言われたので、到着客が大量に群がる荷物のなかなか出てこないレーンに戻って荷物を待つことに。急に日本語で話しかけられると警戒心MAXになるから、やめてほしい(もし本当に親切心で、本当にスーツケースが簡単に盗まれる国だったらごめんなさい)。

空港で両替(ATM出金)とSIMカード入手

さて、荷物を受け取ったあと、到着ホールに出て、まずはお金を入手。ATMはそこらじゅうにありました。1500チュニジア・ディナール(TND)くらい下ろそうと思ったら、なぜか下ろせない。何度か試しても下ろせないので500TNDで試してみるといけました。500だと心もとないので、別のカードで800TNDを追加で下ろし、当面の軍資金1300TND(約14000THB、約55000円)をゲット。(一度に出金可能な紙幣の枚数が決まっているのかも)

ちなみに今回クレジットカードのキャッシングがなぜか使えなかったので、タイの銀行のデビットカードを利用。1回目はmasterで、2回目はVISAでレート検証してみたところ、masterの方がレートはよかったです。ただデビットカードは引き出しのたびに100THBの手数料を取られるので、1回の引き出し限度額が低いと地味にいたい。

レートは、2022年12月時点で、手数料込みで1TND≒12バーツ(11.78THB)、約42円。計算しにくいので、1TND≒10THBで計算してました。

チュニジア・ディナールは、今回私が見た一番大きい紙幣は20TND、なので1000TNDとか一度に手にすると結構な札束になります。その下の紙幣が10TND、10TND未満は基本的にコインでした。

お金を無事ゲットできたので、次はSIMカード。AISのトラベルSIMがあるので、トップアップ(899バーツ/15日間)しようと思ってたけど、直前に調べていた時にチュニジアのSIMがかなり安いという情報があったので、現地で入手することに。

SIMを販売している会社は2、3あったけど、ooredooが人が多かったので、なんとなく私もここで買うことに。

金額は、2.5GBで10TND、5GBで15TND、10GBで20TND・・・といった感じ。今回2週間弱の滞在なので、10GB/30日の20TNDにしました。パスポートを渡して登録してもらった後、SIMを入れ替えるとすぐに使えました。クレジットカード(20TND=222THB)払いもできました。

空港からチュニス市内へ

チュニジアの玄関口となるチュニス・カルタゴ国際空港は、首都チュニスの中心部からわずか8kmほどの場所に位置しています。

事前に調べたところ、空港から市内はタクシーか路線バスのみ。路線バスは荷物もあるので却下なんだけど、チュニス空港のタクシーが曲者らしく、メーター使わず、ぼったくりタクシーらしい。出発客を乗せたタクシーを拾うとよいという情報を頼りに、出発ホール階の外に出たところ、なんとタクシーが待ち構えてるじゃないですか!明らかに怪しい彼らを振り切って、お客さんを下ろしたたばかりと思われるタクシーを止めたのに、言葉が通じず、結局止まってるタクシーに乗る羽目に。メーター使ってくれるとのことで乗ったが最後、改造メーターでした・・・。

市内のホテルまで改造メーターで25TND。さっそくチュニジアの洗礼を受けました。ちなみに帰りのタクシーはメーターで7TNDほどだったので、3倍以上。ムカつくけど惨敗です。

(チュニジアは配車アプリは「Bolt」が使えて、タイでも使えるからスマホに入っているのにすっかり存在を忘れてました。ただタイと同様に流しのタクシーよりBoltの方が高い)

兎にも角にも、バンコクを発って、25時間以上かけてようやくチュニスのホテルにチェックイン!

Hotel Carltonにチェックイン!

チュニジア1日目は、チュニスのメインストリート、ハビブ・ブルギバ通りに面した「ホテル・カールトン」に宿泊。

入口はこじんまりとしていて、注意して見てないと見逃してしまうほど。チェックイン時にツーリストTAXとして、2TND徴収されました。

お部屋はシングルルームで予約したら、こんな感じ。

フリーのお水あり。この後宿泊したホテルでは水があったところ、なかったところ半々くらい。確認し忘れましたが、暖房は付いてなかったような気がします。夜は少し寒かった。(もしかしたらセントラルヒーティングがあってonにしてなかっただけかも)

チュニジアの冬、昼間はジャケットなくても平気だけど(20度くらいまで上がる)、朝晩はかなり冷え込む(10度以下)のに暖房設備がないところが多そう。みんなどうやって寒さを凌いでるんだろう。

バスルームはバスタブはなく、シャワーのみ。ドライヤーはありました。全体的に古めだけど清掃は行き届いていたかと。

今回は Trip.comで事前予約して、朝食込みで1泊1800THB弱(約7000円)。朝食は、今回チュニジアで宿泊したホテルでは種類も一番多く一番美味しかったです。ただ、近所にクラブだかバーがあるのか、明け方までうるさくて、そこだけマイナスポイント。メディナの入口までも徒歩5分ほどで、観光や移動にも便利なので、チュニス中心部で滞在先を探しているなら候補の一つになるかもしれません。

窓の外の眺めはこんな感じ。16時半ですでにだいぶ日も傾きはじめ、なかなか哀愁漂う。到着したこの日は、この後、少しホテル周辺を散策したけど、暗いのと長旅疲れで、ほとんど何も見ないまま早めにホテルに戻って、翌日の大移動に備え、21時頃には就寝しました。

チュニジア2日目は、1日かけて一気に南下予定。直行バスが満席で、何度か詰みそうになったけど、いろんな人に助けられながら、大移動します。

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