【チュニジア】トズール(Tozeur)のメディナ散策とレストラン

チュニジア
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こんにちは。

トズール3日目の朝。この時期(12月下旬)チュニジアの夜明けは7:30頃。

朝7時過ぎに部屋の外に出てみると夜明け寸前の空が美しかった。今日も晴れそうな予感。日中はジャケットは不要ですが、朝晩はかなり冷え込みます。寒さに耐えられず、すぐに部屋に戻り、のんびり準備をしてから朝食をとった後は、ドーズへの出発までたっぷり時間があったので散策へ出かけました。

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トズールの中央市場

こちらは、トズールの中央市場。市場の建物前には青空マーケットが広がっていて、地元の買い物客や観光客で賑わっていました。

新鮮でカラフルな野菜や果物もたくさん
朝食やデザートにも出てくるデーツ(ナツメヤシ)

地中海沿いの肥沃な大地ということもあってか、想像以上に豊かな食材に恵まれているんだなと実感。

デーツは、通常乾燥させたものが売られていて、干し柿とプルーンを足して2で割ったような味。私はそこまで好みの味ではなかった。でもデーツを使った伝統菓子マクロウド(デーツのペーストを小麦粉の生地で包んで揚げてハチミツ(カラメル?かも)をからめたもの。柔らかいかりんとうの中に餡が入ったような感じ)は、甘いけど美味しかったです。

マーケットでは、食品の他にも日用品や雑貨、土産物がたくさん並んでて、現地の人々の生活が垣間見えて楽しい。

トズールのメディナ

市場を見学した後は、メディナ(旧市街)を散策。

日干しレンガの建物を縫うように狭い路地が広がっています。小さな路地を曲がって奥に行こうとすると、たまたまお家から出てきた人に、「そっちは行き止まりよー」とアラビア語と身振り手振りで言われたり・・・。

トズール(チュニジア南部?)の特徴のレンガを組み合わせた幾何学模様の外壁がなんともアーティスティック。

この後、訪れたどの街にもこのような建物はなかった気がします。

メディナには、博物館などもありましたが、こちらのカラフルなラグが並ぶお店に引き込まれるように入ってしまいました。

中には、置物や皿、アクセサリー、靴、かばん、服などさまざまな民芸品があり、お店のおじさんが2階もあるから着いておいでと。着いていくとそこは、フロア全体がラグで埋め尽くされていた。

大小さまざまなものがあり、最初は強引に売りつけようとしているなーと適当に話を聞いてたんですが、ラクダの毛で編まれたベルベルの伝統模様?のラグがなんだかだんだん可愛く見えてきて、100x60cmくらいのサイズのラグ、さらにベッドカバーとかテーブルクロスとかにも使用できる大判コットンの布を購入してしまいました。

手織りのデコボコ感がなんとも愛らしい。もっとグレーっぽい色味だと思って買ったつもりが、お家で広げると思ったよりラクダ色だった(笑)。今は、テーブルの下に敷いていて、結構気に入っています。

この日の午後、砂漠キャンプに行くし、砂避け用にターバンでも買おうかなと思ってたら、おじさんがおまけでくれました。結局出番はなかったけど。

このお店の屋上からはメディナが見渡せるとのことで、屋上にも案内してもらいました。

屋上から見たメディナ

隣には壺屋さんか壺の工房のようでした。写真中央の赤丸は、オスマン様式のミナレット、写真左の黄色の丸がマグレブ地方(北アフリカ)の一般的なミナレットの様式だそう。

ちなみにこの屋上の奥にはとってもフォトジェニックなカフェがあります。もし時間があれば、ここでのんびり過ごすのもよさそう。写真撮り忘れたけど、こんな感じ↓

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思わぬお買い物で荷物が増えてしまったので、いったんホテルに戻り、ついでに荷造りしてチェックアウト。

トズールでランチ

荷物を預けて、再度散策へ。オアシスに行ってみようと思ったけれど、思いのほか遠くて、砂漠への出発の待ち合わせ時間に間に合わなくなりそうだったので、途中で引き返してランチへ。

トズール最後のランチは、観光客で賑わう「Restaurant les Arcades」へ。

このレストランは、通り沿いに面していて、外のテーブルは少し雑然としていましたが、中庭があって、そちらはわりとのんびりできそうでした。中庭席は、私が訪れた時は残念ながら満席。このレストランの建物の奥にもいくつかレストランやカフェがあって、チルするのによさそうでした。

ここでは、チュニジアン・ミートスパゲッティとレモネードをオーダー。

少しするとレモネードと付け合わせのパン、ポテトフライがきました。

こちらがチュニジアンスパゲッティー。トマトソースのシンプルなスパゲッティーにしっかり煮込まれたラム肉が添えられてました。(炭水化物のオンパレード!)

全体的に大味ですが、お肉は柔らかく美味しかったです。ただ量が半端ない。2〜3人前は軽くあって、食べても食べても減らない。もし2人とかで行くなら、これ一品とサラダで十分足りる。

ドーズへの出発時間が迫っていたこともあり、あまりゆっくり時間を取れなかったのが残念(もっと早く来ればよかっただけですが)。

(おまけ)トズールのレストラン

2泊したトズールで私が訪れたレストランは、どこもメニューは基本的に同じような感じでした。

Restaurant Soleil

まず1軒目は、「Restaurant Soleil」。チュニジア料理のレストラン。

トズールで初めて訪れたレストランで、メニューはこんな感じ。

名物っぽい、壺焼き(ラム・チキン・ラクダ)のチキンを頼んでみました。ラクダは勇気がなくて頼めなかった・・・

お通しとして出てきたのがこちら。バゲットとオリーブ、ツナ、ハリッサ(チリペースト)。チュニジアのレストランは、多少内容は違えど、必ずこのようなお通しが出てきて、しかも大量。これだけでお腹いっぱいになるレベル(お通しチャージもないし、すごいですよね。このシステム)。

チキンの壺焼き

しばらくすると壺焼きが届きました。テーブルで壺の蓋をナイフで叩いて開けてくれます。中からは蒸気につつまれたスパイスたっぷりのチキン。特に辛さはなく、味付けも見た目ほど濃くなかったです。時々、ハリッサをつけて食べると味に変化があって美味。

Restaurant Dar Deda

続いては、Soleilの斜め向かいくらいに位置している「Restaurant Dar Deda」。

こちらもチュニジア料理のレストランです。

メニューがフランス語で全くわからず、Google翻訳を使ってメニューを見ていたら、店員さんが説明してくれて、ここではChakhchoukha(シャクシュカ)をオーダー。平たいパスタの上にシチューみたいなのがのっている料理。

味はあまり覚えてないんですが、唐辛子をうっかり食べてしまい、結構辛かった記憶が・・・

付け合わせにはバゲット、オリーブ、ハリッサがついてきました。

ちなみに別のお店で頼んだチュニジアン・サラダはこんな感じ↓

トマト・きゅうり・たまねぎ・ツナをオリーブオイル、レモン、塩で和えた感じのサラダでした。シンプルだけどさっぱりとしてて美味しい。チュニジアは地中海料理の影響もだいぶ受けていますね。

ただ、チュニジア2〜3日目で、毎日食べてるとちょっと飽きそうだな(ちょっと重い)というのが、チュニジア料理の個人的な感想でした。

さて、次回はいよいよサハラ砂漠!今回のチュニジア旅行でのハイライト(私の中で)とも言える場所でした!

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