【スペイン】セビリアで訪れておきたい観光スポット5選+α

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こんにちは。

スペイン南部アンダルシアの州都セビリアには、見どころがたくさんあります。主な見どころは比較的中心部に集中しているので、徒歩で見て回れるところもポイント高い。今回は、ぜひ訪れておきたいセビリアの観光スポットを独断と偏見で厳選してみます。

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スペイン広場(Plaza de España)

セビリアの言わずと知れた観光スポット「スペイン広場(エスパーニャ広場)」。

観光スポットが集まる中心部からも徒歩圏内。

ポルトガル通り沿いの入口

スペイン広場は、1929年に開催されたイベロアメリカ博覧会の会場として建設されたもの。

パビリオンとして建設された半円形の建物は現在も残されています。

両翼に塔があり、まるで宮殿のような壮大な建築物。

半円形の壁面にはスペインの各県の紋章と歴史的な出来事を描いたタイルで彩られています。それぞれに地図上で場所が示されているので、わかりやすい。自分が訪れたことのある場所、知っている地名だと興味深く見れますね。

私が訪れた時は、韓国人の団体客がたくさんいて、撮影を頼まれたり・・・。ロンダでもそうでしたが、アンダルシアは最近は観光人観光客に人気なのでしょうか。逆に中国人や日本人はそれほど見かけなかったかもしれません。

旧パビリオンの回廊も歩くことができます。アンダルシア地方でよく見られるイスラム様式とキリスト様式が融合したムデハル様式の建築。

一部2階にのぼれる場所もあります。テラスからは広場が一望できます。

Googleマップによると、こちらの中央の建物は、現在スペイン陸軍の地上部隊司令部(Headquarters of the Army Ground Force)として使用されているようです。

スペイン広場は、建物そのものが美しく、ドレスアップして撮影に来ている人も見かけました。セビリア観光ではぜひ一度は訪れておきたい映えスポットです。

マリア・ルイサ公園(Parque de María Luisa)

スペイン広場と合わせて訪れておきたいのが、マリア・ルイサ公園。スペイン広場と隣接しています。この公園もイベロアメリカ博覧会の際に造られた都市公園。

Juventudes Musicales de Sevilla

セビリア青年音楽協会?の建物。

公園内には民俗博物館や歴史博物館など文化施設がたくさんあって、上野公園を彷彿とさせる感じかもしれません。

石造の小高い丘もあります。

小さな滝があり、上までのぼることができます。ちなみに眺望はそれほどありませんでした。

オレンジの木々が植えられ、綺麗に剪定された庭園。

カラフルな大きな陶器が配置されていたり。

噴水もありました。

ランニングや散歩をしている地元の人もたくさん見かけました。こんな公園が自宅の近くにあったら最高です。

カモ?の親子がいました。ヒナが母カモに群れてて、とにかく可愛い。思わず目が釘付けになってしまい、しばらく観察してしまいました。平和で幸せなひととき。

観光に疲れたら、ぜひ公園でのんびりしてみては。ただ、夜はスペイン広場含め、このあたりはあまり治安が良くないそうなので、お気をつけください。

セビリア大聖堂&ヒラルダの塔

世界遺産に登録されているセビリア大聖堂(Catedral de Sevilla)は、おそらくセビリアを訪れたほとんどの観光客が訪れるのではないでしょうか。

世界最大級のゴシック様式の大聖堂。

ヒラルダの塔含め、もともとあったモスクを改修して造られたもので、あちこちにイスラム建築の名残があります。

コロンブスのお墓もあり、著名な画家の絵画も多数見られます。

緻密な彫刻で彩られた主祭壇は、圧倒されます。

ヒラルダの塔からはセビリアの市街地を一望。とにかく見応えありで、絶対に訪れておきたいスポット。ただ難点は混み過ぎている点でしょうか・・・。ハイシーズンは特に行列必至なので、時間に余裕を持って、じっくり見学したいところです。

セビリア大聖堂の詳細はこちら↓

インディアス総合古文書館(Archivo General de Indias)

セビリア大聖堂の南隣に位置するルネサンス様式の建物がインディアス総合古文書館。

もとは、旧商品取引所だった建物を利用しているそうで、現在はスペイン帝国の史料がおさめられています。セビリア大聖堂、アルカサルとともに1987年にユネスコの世界遺産に登録されています。

セキュリティチェックを中に入ると、2階へ向かう階段があります。

絵画や調度品の展示もありますが、メインは文書でしょうか。

古文書館ということもあり、壁面にはびっしりと史料ファイルが収められていて、ところどころに展示も見られました。

なんと、日本に関連する史料も。こちらは、慶長遣欧使節団(17世紀)の支倉常長と関係する文書(徳川家康の書状)だそうで、2013年にユネスコの世界の記憶の一部として登録されているそうな。

400年も前の文書が遥か遠くのスペインに地に保管されているのは、なんとも感慨深い。

格子柄のタイルが張られた美しい中庭。

インディアス総合古文書館とセビリア大聖堂の間の通りには、馬車もたくさん待機しています。

聖マグダラのマリア王立教会

セビリアにはバロック様式の装飾が施された華やかな教会がたくさんあります。

聖マグダラのマリア王立教会(Real Parroquia de Santa María Magdalena)は、サン・パブロ通りに面した、ひっそりとした外観の教会。

セビリアのショッピング街近くの立ち寄りやすい場所に位置しています。

しかし、一歩中に入ってみると、華やかな装飾の祭壇やフレスコ画で覆われた壁。

もとは13世紀にドミニコ会サン・パブロ・エル・レアル修道院の付属教会として建設されたものだそう。

聖マグダラのマリア王立教会含め、バロック建築の教会に興味がある方はこちらもどうぞ↓

番外編

黄金の塔(Torre del Oro)とトリアナ地区

アルフォンソ13世運河沿いにたつ12角形の独特な形で目を引くのが、黄金の塔(Torre del Oro)。

1220年に城壁の一部として建設されたアラブ様式の監視塔で、かつて金色のタイルに覆われていたことが名前の由来だそう(諸説あり)。現在は内部は海軍博物館として使用されていて、模型や航海図、方位磁石や古文書などを展示。

晴れた日のアルフォンソ13世運河にかかるサン・テルモ橋からの眺めは格別。ボート練習をする人々の姿もたくさん見られました。

橋を渡った先は、落ち着いた雰囲気のトリアナ地区。

カラフルな可愛らしい建物が並び、散策が楽しい。

少し北上して、イザベル2世橋のたもとには、レトロな雰囲気のトリアナ市場。

中に入ってみると、

地元の人たちの台所。さまざまな食材が売られていました。カット野菜もあり、どんな料理に使われるんだろう。野菜煮込みなのかな、とか想像するのも楽しい。

メトロポール・パラソル(Metropol Parasol)

歴史的な建造物が多い中、メトロポール・パラソル(セビージャの「セタス(Setas=きのこの意)」)は、2011年に完成した近代建築。

6つのキノコ型のパラソルが組み合わされた世界最大級の木造建築。高さ約29メートルの屋上には遊歩道が設けられており、晴れた日にはセビリアの景色を一望できるそう。

私が訪れた時はお天気が悪く、眺望が望めなそうだったので、屋上に行くのは諦めました。夜はライトアップされ、それも美しいみたいなので、次回セビリアを訪れることがあれば、ぜひリベンジしたいと思います。

建物の中には、メルカド(市場)があり、食材のほか、カフェやサンドウィッチ屋さんなどもありました。

セビリアの街角

街歩きしている途中で、フリーマーケットをしている場所がありました。

骨董品やガラクタのようなものが並べられていて、見る分には楽しい。

じっくり探せば、なにか掘り出し物が見つかるかも。

スペイン版赤ちゃん本舗(ベビーグッズ屋さん)のショーウィンドウ。赤ちゃんの人形は肌の色もさまざまで、日本ではなかなか見られないラインナップ。でも、妙にリアルでこわいんだわ。

そして、値段の振れ幅がすごい。50€くらいから真ん中の子は749€(10万円超え)!え、、、なんで??

人形ではなく洋服の値段?それとも込みの値段?・・・・謎は深まるばかり。

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