こんにちは。
バンコクでの自主隔離生活27日目。
本日も前回に引き続き過去のソンクラーン旅行を振り返ってみようシリーズ。
今回は2019年のソンクラーン休暇で訪れたベトナムの秘島?!フーコック島のお話。
2017年はタイのリペ島、2018年はマレーシアのプルフンティアン島。特に意図していた訳ではありませんが、私のソンクラーン休暇はなぜか島へ行く傾向があったようです。
フーコック島って知ってますか?
フーコック島は、タイランド湾に浮かぶベトナム最大の島で、地理的にはカンボジアの南に位置しています。
ベトナムのリゾートと言えば、ダナンやニャチャンが有名ですが、フーコック島はまだまだ観光客の少ない穴場リゾート。
フーコック島のベストシーズンは、乾季の11月〜4月。ソンクラーン時期はシーズンの終わりギリギリといったところでしょうか。
エリアにもよるかもしれませんが、旅行者は欧米人とベトナム人が多い印象で、私が訪れた時は日本人は見かけませんでした。
フーコック島への行き方
フーコック島へは、ホーチミンやハノイから国内線が飛んでいます。
私は、バンコクからホーチミン経由で行きました。
バンコクからホーチミンまで1時間40分、ホーチミンからフーコック島まで1時間ほど。
2019年4月時点では、バンコク・エアウェイズがバンコクからフーコック島への直行便を週に数便運行していたと思います。コロナ収束後に復活するかは不明ですが・・・。
フーコック島の空港からホテルまではタクシーかホテルの送迎が一般的です。
空港タクシーは、ホテルまで約7km、車で10分の距離で150,000ドン(約700円)でした。帰りはGrab(配車アプリ)を利用して110,000ドンだったので、もし通信環境があればGrabがオススメです。
のんびり寛げるフーコック島のロングビーチ
フーコック島は、タイのプーケットとほぼ同じくらいの大きさのある結構大きな島です。
ホテルが集中しているのは、島の西側のロングビーチ(Long Beach)とその北側にあるオンランビーチ(Ong Lang Beach)。ロングビーチとオンランビーチの間には、フーコック島の繁華街ユーンドン(Duong Dong town)があります。
因みにフーコック島のビーチは、以下のサイトが参考になりました。
今回、私が宿泊したのはロングビーチの北部エリア。ロングビーチはその名の通り全長20km近くもあるビーチなので、滞在するエリアによって雰囲気は違うかもしれませんが、ロングビーチの北部は、かなりのんびりした雰囲気。
このエリアは最初に観光開発が行われたエリアのようですが、2019年時点でもビーチ沿いはまだまだ絶賛開発中といった感じで、建設中のホテルだらけでした。
ホテル前のビーチでも人は少なめですが、少し離れるとほとんど人がいなくて、貸し切り状態になることも。
タイやマレーシアの離島のビーチに比べると水の透明度はイマイチで、感動的な美しさではないものの、のんびりとした素朴な雰囲気がなんとも居心地よかったです。
波も穏やかで泳ぎやすいし、砂質もよくて、ボートの騒音とかも少ないので、ビーチで寛ぐには最高の環境。
空港に近いロングビーチからは、フーコック島に離発着する飛行機が頻繁に見られます。上記の写真にも小さく飛行機が写っていますが、見えますか。飛行機好きと言う訳ではないけれど、飛行機が近くを飛んでいるとついつい見入っちゃう。
フーコック島で最も美しいビーチと言われるのは、島の南東にある白砂で透明度の高いサオビーチ。vietnamcoracle.comのガイドによると現在は有名になりすぎて、かなり混んでいそうな印象。私は、のんびり過ごしたかったので今回は見送りましたが、一度は立ち寄ってみても良いかもしれません。
ロングビーチでサンセット鑑賞
ビーチでの楽しみの一つがサンセット鑑賞。
フーコック島のロングビーチは西側に面しているのでサンセットを眺めるのに絶好の場所なんです。
フーコック島の夕暮れ時は、なんだかとっても優しい色合い。
聞こえてくるのは、波音とビーチで遊ぶ人々の声。
夕方、涼しい時間帯になるとローカルの人たちもビーチに集まってきて泳いだり、サンセットを眺めています。
すぐ近くにこんな素敵な夕日が見られるスポットがあるなんて羨ましい。
南の空には、ちょうどフーコック島から飛び立つ飛行機が見えました。
ロングビーチには、ところどころに写真のようなバーもあります。
ビーチサイドでお酒を飲みながらサンセットを眺めるのも極上な休日の過ごし方。
アジアンテイストのリゾート『Phu Quoc Ancient Village Resort』
今回フーコック島で宿泊したのは、『フーコック・エインシェント・ビレッジ・リゾート(Phu Quoc Ancient Village Resort)』。ビーチフロントではないものの、ホテルからビーチへは歩いて数分と中々の好立地。
4泊で3,781バーツ、朝食は付いていませんが、1泊あたり925バーツほど(約3000円)とリーズナブルな価格。
敷地内には、2階建てのコテージタイプの宿泊棟がたくさん並んでいます。1棟につき4部屋あり、私が泊まった時は宿泊客が少ない時期だったのか、敷地内はいつも静かでした。
2棟が向き合うように建てられていて、2棟ごとに入口に門があり、プライバシーが保たれています。
部屋の中は木の温もりが感じられる素朴なインテリア。(エアコン、冷蔵庫あり)
テーブルセットが置かれたバルコニーがあり、ここでのんびり本を読んだり、ビールを飲んだりしてました。
こういうアジアンテイストのリゾートになぜか惹かれてしまう。
部屋は広めで、3,000円でこのクオリティの部屋に泊まれるフーコック島はやっぱり穴場な気がします。
居心地のいいローカルレストラン『Z Coffee』
ホテルから徒歩圏内で気に入って通っていたのが『Z Coffee』。
ビーチと並行して走る大通りを挟んだ反対側の通りを100mほど入ったところにあります。
南国のゆったりした雰囲気が心地よくて、一人でも入りやすいカフェ・レストラン。観葉植物がたくさん吊るされたオープンエアーな店内。オーナーのおじさんや店員さんもフレンドリーで、4泊した中で3日連続で通いました。
奥には、靴を脱いで上がる席もあります。
観光客だけでなくローカルのお客さんがいたのもポイント高い。
ベトナム料理だけでなく、ハンバーガーやパニーニ、ピザ、パスタのような洋食メニューもひと通りあります。
カレー(90,000ドン)とか生春巻き(65,000ドン)とかビール(20,000ドン)とか、値段も観光客向けにしてはかなり良心的。
ベトナムもタイもローカルの食事の価格帯はそんなに変わらない印象だけど、ビールは断然ベトナムが安い!
フーコック島に行くなら今のうち?
リゾートで島となると基本的に物価が高めなことが多いけれど、フーコック島に関してはかなりリーズナブル。
宿泊費や食費に比べるとタクシーだけはそんなに安くはないけれど、まあそれは世界共通ですね(地方の方が交通費が高い)。
最近完成した空港も島の空港にしては近代的でかなり立派。新しいホテルもどんどん建設されていて、観光開発に力を入れているのが一目瞭然。ホーチミンから1時間とアクセスもよく、数年後にはガラリと雰囲気が変わっていそうな印象を受けました。
とは言え、まだまだ穴場な雰囲気はあるので、人の少ないビーチでのんびり過ごしたいという人は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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