こんにちは。
前回に引き続き、今回もスースの観光情報。今回は、スースの町(主にメディナ)の雰囲気とスースのおすすめレストランをご紹介していきます。スースの観光スポットはこちら↓
スースのメディナ散策
スースのメディナ(旧市街)は、高さ約8mの城壁に囲まれており、メディナ全体がユネスコの世界遺産に登録されています。
白とブルーの美しい街並み
スースのメディナは東の海側から内陸に向かって丘陵になっていて、西に行くには緩やかな斜面を上っていきます。白壁を基調にブルーに塗られたドアのコントラストが美しい。
ドアの装飾もそれぞれにデザインが違って、見ているだけでも楽しめます。
こちらのお家は、ブルーではなく、黄色にペイントされていて、他のエリアとは趣がことなり、これまた新鮮。
ところどころにウォールアートも見られました。
キャッツ天国
チュニジアはどこもそうでしたが、スースもネコだらけ。
すごい勢いでこちらに向かってくるネコ。
2階で干している布の上でくつろぐネコたち。
ネコじゃない動物もいました。羊のようにも見えるけど、この動物はなんだろう・・・
ショッピングエリア
観光客向けのお土産屋さんもたくさん。
骨董品のような趣があって、掘り出し物を探したくなる雰囲気。
宝石街。ショーケースには金などジュエリーが所狭しと並び、煌びやか。似たようなお店がたくさんあって、どういう基準でみんなお店を選ぶんだろうと思ったり・・・
吊るされたラグもなんだか味がある。
こちらは、チュニジアで唯一のジグザグ型のドームを持つ建造物。19世紀〜20世紀にかけて、キャラバンサライ(隊商宿)として利用されていたそう。現在は、民族博物館として利用されているそうです。
場所はこちら↓
サヘルの真珠スースのビーチ
スースは、ビーチリゾートとして人気のようで、海岸線沿いにはリゾートホテルが立ち並んでいます。12月はさすがに季節外れで泳ぐのには向いておらず、今回ビーチリゾートは楽しめませんでしたが、ちょっとだけビーチ散策もしてみました。
ビーチロード沿いでは観光用の電車型のバスも運行されているようでした。
メディナとは違って、リゾートっぽい雰囲気が漂っています。夏はきっと観光客でごった返しているのかな。
砂浜も広く、ビーチピクニックを楽しむ地元の人々の姿が見られました。次回は、ぜひ夏の時期に来てみたいなと思いました。
スースのレストラン・カフェ
今回私がスースで訪れたおすすめレストランをご紹介。
Restaurant Lido
海辺の町スースでぜひ試したいのがシーフード。Lidoは、ローカルの人も訪れるアットホームなシーフードレストラン。スース滞在中に2日連続で訪れました。グランド・モスクからも程近く、港前の大通り(avenue Mohamed V)沿いにあります。
Lidoでは、お酒が飲めます。チュニジア南部のレストランではアルコール類(ノンアルビールはありましたが)はメニューになかった気がしますが、スースは割とお酒に寛容なのかもしれません。砂漠でお酒を持ち込んでいたガイドさんも確かスースで購入してきたみたいなことを言ってた気がします。
注文を終えると、お通しのサラダとハリッサ、バゲットが運ばれてきました。
ウエイターさんが、こうやって食べるんだよと、ハリッサにたっぷりオリーブオイルをかけてくれました。そうだったんだ!確かにハリッサにオリーブオイルかけて、バゲットを浸して食べると美味しい。
こちらのシーフードスープ、見た目は微妙だけど、海鮮エキスたっぷりで美味しかった。エビや魚の身がが入ってたと思います。
こちらはコウイカのグリル。味付けは塩胡椒、シンプルで美味しい。スパイスの効いたビリヤニっぽいライスが付いてました。ビールとスープとコウイカのグリルでチップ込みで32TNDほど。バゲットやお通しも無料でついてくるし、満足な食事でした。
翌日、再び訪れると、ウエイターさんが覚えていてくれて、笑顔で迎え入れてくれました。
今回のお通しは揚げ春巻きのようなもの。お通しはどうやら日替わりのようです。ビールのアテにちょうどよい。
この日はエビのオジャを注文。オジャは、肉やシーフードと野菜・ハリッサなどを加えたトマトベース煮込みに卵を落としたもの。バゲットにつけながら食べると美味しい。ビールとオジャ、チップ込みで25TND。
Restaurant Café Seles
続いては、スースのカスバ(考古学博物館)近くの城壁内にあるレストラン「Seles」。
ブルーにペイントされた入口が可愛らしい。私が訪れたのは、お昼前のオープンしたばかりの時間帯でどうやらこの日の一番乗り。
店主のおじさんが、上の席にする?それとも屋上のテラスにする?と聞いてくれたので、テラス席にしました。店内は3階まであり、その上の屋上にテラス席が広がっていました。
屋上からは、メディナの建物の奥にスースの海岸線が望めます。
風は強めだったけれど、日差しあったので、12月の冬の時期でも日中はそれほど寒くなく、ちょうどよい。
メニューは、チュニジアのレストランの一般的なメニュー。今回は、魚のグリルとBoga(チュニジア版スプライト)をオーダー。
フライドポテトと新鮮なサラダがたっぷりのったワンプレート+山盛りのバゲットがきました。味付けは塩のみのシンプルな味付けだけど、焼きたての魚の身はふんわりほくほくで、めちゃくちゃ美味しい。オリーブオイルがたっぷりかかったサラダもよき。フライドポテトも山盛りでかなりのボリュームあり。
食後はミントティでリフレッシュ。この日、風邪気味だったけれど、美味しい食事と温かいミントティで、なんだか元気になれました!カロリー不足だったのか・・・笑
魚のグリル+ドリンク(ジュース、ミントティ)で26TND(チップ別)でした。このお店の店主もフレンドリーな人で、もしスースを訪れたらまた行きたいお店の一つとなりました。
Cafe Kasba
最後は、メディナの中にある「Cafe Kasba」。
ここは、アラビックなインテリアが素敵なお店。
私が訪れた時は、数組の先客がいて、そこまで混んでいる訳ではなかったけれど、観光客に人気がありそうな印象。
小腹が減ったので、チキンのマックルーブを注文。ピザ生地で具を包んだホットサンドのようなチュニジアのファストフード。写真では、わかりにくいかもですが、結構大きくて、ポテトの量もなかなか多く、食べきれませんでした。ミントティとチキン・マックルーブで10TND。
このカフェは水タバコも楽しめるようでした。アラブっぽい。
今回は1階席に座りましたが2階もありました。雰囲気を楽しむにはおすすめ。スースのメディナ散策で歩き疲れた時に立ち寄ってのんびり過ごすのにちょうどよいかと思います。
といことでスース編はこれで終わり。次回はイスラム教の聖地カイルアン(Kairuan)へ向かいます。
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