こんにちは。
前回に引き続きチャンタブリーを訪れた時のお話。
前回のお話はこちら
今回は、チャンタブリーの観光スポットとなっている大聖堂と大聖堂近くの裏路地のウォールアートがずらりと並ぶ通りをご紹介します。
チャンダブリー大聖堂
チャンタブリー大聖堂とは
チャンタブリー大聖堂(正式名称は「無原罪の御宿り大聖堂(Cathedral of the Immaculate Conception)」)は、チャンタブリーのオールドタウンから川を渡った対岸にあります。
タイ最大級のカトリックの教会建築で、チャンタブリーのランドマーク的存在。
ファサードの2つの背の高い尖塔が印象的です。
聖母マリアに捧げられていて、大聖堂前と内部の祭壇上には聖母マリア像が祀られています。
元々は、1700年代に宗教迫害で逃れて来たベトナム移民のキリスト教徒により建てられた礼拝堂が始まりで、その後信者の増加に伴い収容できなくなり、何度か拡張・再建が行われ、現在見られるゴシック様式の建物は、チャンタブリーがフランスの占領下にあった1909年に建てられた5代目なのだそう。
今でも大聖堂周辺は、ベトナム系住民が多く住んでるそうです。ベトナムコーヒーやベトナム料理を提供するお店もちらほら見られました。
チャンタブリー大聖堂内部
この日は祝日で観光客も多かったため、入口ではソーシャルディスタンスを保つために人数制限が行われていました。
内部は、ピンクを基調とした可愛らしさがあるインテリア。
天井は木造でクラシックな印象。
暑さもあって疲れてたので、しばらく椅子に座って休憩させてもらいました。
教会の中ってなんでこんなに落ち着くんでしょう。
ただ中央の通路の行列が気になる・・・なんだろ。
近づいてみると、そこにはキラキラの聖母マリア像。
内部に入ってからもロープで仕切られて人数制限が行われていてました。
チャンタブリーは、宝石の町として知られています。
この像も地元の職人により作られたものらしく、宝石が惜しげもなく散りばめられていました。
思わず近づいてまじまじと見つめちゃいました。
めっちゃキラキラ〜!さすが宝石の町・・・
因みに聖母マリアは、地球の上に立ち、足元を見るとヘビを踏みつけています。これはカトリック(特に聖母マリアを祀る教会など)では、典型的なモチーフのようで、神の計らいにより原罪のない聖母マリアの前では、ヘビ(悪の象徴)も無力な存在という意味があるそうです。
ところで、大聖堂内部は、結婚式か何か特別イベントが予定されているのか、飾り付けなどの準備が行われていました。
宝石でキラキラのマリア像もよいけれど、この生花の飾り付けの方が魅力的に感じられたのはここだけの話。
祭壇周辺も何やら準備中でした。
装飾は全体的にパステルカラーで柔らかい印象で、どことなく南国らしい素朴さと温かみが感じられました。
大聖堂周辺のアート散策
大聖堂の見学の後、外に出てみると大聖堂の広場の脇に何やら気になる通りを発見。
写真ではわかりにくいですが、通りの入口の標識に[Wall Street Art]とあったので、行ってみることに。
見ての通り、普通のお家の壁に絵が描かれてます。地域活性化の一貫で、各家庭で描いているのかな。
ここからさらに少し歩くと[Wall Street Art]の標識を再度発見。
この青くペイントお家と観葉植物、標識がなんだか絵になる。
向かい側には、消火栓を使ったお花畑のアート。
絵と物を使ったストリートアートは、もはや定番な感じでしょうか。なんかいいですよね。
ローカル感溢れる通り。
本当にアートがあるのかしら・・・
と思いながら、少し進むとズラリと絵が描かれている壁が目に飛び込んで来ました!
1700年代に建てられた最初の教会から現在の5代目まで、チャンタブリーの教会の変遷が描かれています。絵で見るとわかりやすい。1〜3代目はアジア風の木造建築で4代目からは一気に西洋風。フランスの影響なのかしら。
ここからは、写真で一気にどうぞ。
まだまだ続きます。
約200m位の通り沿いにビッシリとウォールアートがありました。
ここまでたくさん描かれているのは結構珍しいかも。
個人的には、カエルと悪そうな表情のウサギの絵がお気に入りです。
因みに場所はこちら。
無料で楽しめるストリートアート。
チャンタブリー大聖堂を訪れた後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
けっこう楽しめますよ♪
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