こんにちは。
自己隔離生活20日目。
過去のソンクラーン時期の旅行シリーズの続きをしたいと思います。
前回は2018年4月にマレーシアのプルフンティアン島についてでしたが、
今回はプルフンティアン島からクアラルンプールに戻ってきた翌日にクアラルンプール近郊のシャーアラムのブルーモスクに行った時のお話。
ブルーモスクとは
ブルーモスクは、クアラルンプール近郊の町シャーアラム(Shah Alam)にあるマレーシア最大のモスクで、クアラルンプールから日帰りで訪れることができます。
正式名称は、スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク(Sultan Salahuddin Abdul Aziz Mosque)。
目の覚めるようなブルーと白のコントラストが美しいドームと天を突き刺すような4本のミナレットが印象的なフォトジェニックなモスクです。
内部は、ボランティアのガイドツアーで見学することができます。
クアラルンプールからバスでブルーモスクへ
クアラルンプールからブルーモスクへの行き方は、先人たちが詳しい行き方を説明してくれていたので、私もそれに従うことに。
KLセントラルのお隣のパサール・スニ(Pasar Seni)駅下のバスターミナルから750番バスに乗ってシャーアラムへ。
私は、この日の夕方のフライトでバンコクに戻る予定だったので、10時のオープンに合わせて行きました。
パサール・スニで750番バスに乗ったのが8:50、最寄りのシャーアラムのバスターミナル(Shah Alam City Bus Terminal)に到着したのが9:40だったので行きは50分かかりました。
料金は片道RM3で乗車の際にドライバー横の運賃箱にお金を入れて、チケットをもらいます。
因みに帰りは、手前のKLセントラルで下車したので40分ほどでした。KLセントラルに着いたのが12:30頃だったので、ブルーモスクだけであれば4時間程度あればクアラルンプールから行って帰ってくることができます。
バスターミナルからブルーモスクまではPersiaran Bandar Raya通りをひたすら直進します。
シャーアラムは、道路が広く、大きなビルも立っていて整然とした近代的な街並み。
途中の通り沿いにある博物館前には、『I ♡ SHAH ALAM』のモニュメント。ちょっとした撮影スポット。
地図で見ると、公園の先に入口があるのですが、日差しがきつかったこともあり、私はショートカットしようと思い、手間の公園から行くことに。
公園は、ほとんど人がおらず静かな雰囲気。
モスクのミナレットが目印になるので道に迷うことはないのですが、フェンスがあって結局回り道してしまい、さらにモスクの見学の受付の場所がわからず、モスクにいた人に場所を聞きながらウロウロしてしまいました・・・
観光客用の受付があるのは、正面玄関なので、普通に大通りから行けば迷うことはなかったと後悔。。。
因みに正面玄関前は、噴水がある大きな円形広場となっています。この噴水を挟んだ広場の向かい側が絶好の撮影スポットで、上記のようにモスク全体をカメラに収めることができます。
ブルーモスクの見学
入口のカウンターで見学がしたい旨を伝え、ノートに記帳をして受付を済ませると、肌を覆うためのブルーのガウンと髪の毛を隠すヒジャブを貸してくれます。また、モスク内部は土足厳禁のため、入口で靴を脱ぎます。
大きな荷物がある場合は、預かってもらえるので受付の人かガイドさんに確認してみてくださいね。
着替えを済ませて、少し待っているとガイドさんが登場。
私が訪れた時は、他の見学者はおらず、プライベートガイドとなりました。
担当してくれたガイドさんは、マレー系の温和なおじさんでした。
大理石の敷かれた通路を歩いて行くと回廊に出ます。
太陽の強い日差しを受けて、建物のブルーと白のコントラストが際立ち、思わず惚れ惚れしてしまいます。
ブルーモスクのミナレットは、高さ140m以上あり、モロッコに次いで世界第2位(2018年4月時点)の高さを誇ります。4つのミナレットの内の1つにはエレベーターが搭載されているのだとか。
イスラム教では、お祈りの前の作法として手と頭を清めます。
通常モスクには手洗い所がありますが、ブルーモスクでは、男性用の手洗い所はブルーのタイル、女性用の手洗い所はブラウンのタイルで色分けされていました。
こちらはブルーモスクの礼拝堂。一度に約24,000人を収容できます。
ステンドグラスの窓から差し込む淡い光が幻想的。
礼拝堂も男性と女性で分かれており、1階が男性用、2階が女性用となっています。
因みに小さな子供は、礼拝堂には入れないようです。
見学はお祈りの時間の合間に行われるのでもちろんお祈りをする人の姿は見られませんでした。
見学者は礼拝堂の中には入れませんが、ドームの内側の天井は礼拝堂の入口付近から眺めることができます。
こちらのフカフカの絨毯が敷かれた部屋は、結婚式場。
マンツーマンでガイドしてもらってたからか、ガイドさんが気を遣ってくれて写真をたくさん撮ってくれたのですが、ここで一人で撮られるのは、ちょっと複雑な気分。笑
このモスクでは、コーランなどイスラムの教えだけでなく、語学や他宗教について幅広く教えていたり、年2回大きなイベントも開催しているようです。
イスラム教というと世間的には過激派やテロなどネガティブなイメージがついているけれど、イスラム教徒は穏やかで人を傷つけたりしないと複雑な心情を話していたのが印象的でした。
ツアーは約1時間で終了。モスクのことだけでなく、イスラム教やマレーシアのことなど色々と話が聞けて充実した時間を過ごすことができました。
因みにガイドツアーは無料ですが、最後に心付けとして寄付をしていくとよいかと思います(寄付Boxがあります)。
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