【スペイン】ジブラルタル海峡に面した異国情緒漂う港町アルヘシラス

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こんにちは。スペイン・アンダルシア地方の旅。内陸のロンダから再び海岸線を目指します。次の目的地は、イギリス領ジブラルタル。ですが、ジブラルタルへは日帰りで行くことにし、この日はロンダから最寄りの港町アルヘシラスへ向かいます。

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ロンダからアルヘシラスへ

ロンダからアルヘシラスは、スペイン国鉄renfeが1日に数本あります。

ロンダの鉄道駅は、こんな感じの小さな駅。時期的なこともあるのか、利用客もそれほどたくさんはいませんでした。チケットは前日に窓口購入で11.50€。ちなみにrenfeはアプリかwebからでもチケット購入できます。

11:08発の電車でしたが、10分ほど遅れて電車が到着。

車内は学生らしき人が多く、観光客はそれほどいなさそうでした。

険しい岩山も見られましたが、牧歌的な風景が続きます。

途中、小さな駅に停車しながら、アルヘシラスに着いたのは13時過ぎ。2時間弱くらいの列車旅でした。

ノスタルジックなホテル・マリーナ・ビクトリア

アルヘシラスでは、駅から徒歩10分ほどの港に面したホテル・マリーナ・ビクトリア(Hotel Marina Victoria)に宿泊。場所はこちら↓

駅に行く途中、歩いていると今までの街とは明らかに雰囲気が違う・・・

アフリカ系の人がグンと増えた印象。そして、着いてから気づいたのですが、このホテルの周辺はイスラム系エリアっぽかったです。

ホテルのフロントは1960〜70年代の映画に出てきそうなノスタルジックな雰囲気が漂い、タイムスリップしたような気分になります。

シングルルームはこんなお部屋。

小さなデスクとクローゼットのみのシンプルなレイアウト。

バジェットホテルには珍しいバスタブ付きのやたらと広いバスルーム。1年前に行ったチュニジアもそうだったけど、古いホテルは部屋の間取りが広め(なのか?)。

ドアに禁煙のサインが貼ってあったけど、部屋はタバコの匂いが染み付いていたのが残念。

時期により異なると思いますが、私が宿泊したときは1泊40€(1600バーツ弱)でした。

アルヘシラスのまち歩き

ホテルに荷物を置いた後は、アルヘシラスをぶらぶらしてみました。

ホテルの裏手の通りには、メルカド(市場)があり、周辺は下町といった雰囲気。

シャッターには芸術的な鳥の絵が描かれています。

日曜日だからかほとんどのお店は閉まっており、閑散としてました。

これは、確か駅の近くだった気がしますが、フェルトが重ねられたユニークなツリー。

アルタ広場(Plaza Alta)

アルヘシラスは、モロッコなど地中海沿岸都市の海の玄関口となる港町。観光地というよりは、人や物資の中継地点としての機能が大きい。なので、街も特に観光スポットと言えるようなところはあまりなさそうでした。

Google mapを頼りにたどり着いたのがこちらのアルタ広場。クリスマスデコレーションがされていました。夜にライトアップされたら、きっときれいなんだろうなー。

広場のベンチは、物語が描かれたカラフルなタイルで装飾されてて、なんだかポップ。

噴水もカラフルなタイル装飾で美しい。

広場に面して立つラ・パルマ聖母教会(Iglesia de Nuestra Señora de la Palma)。

背の高いヤシの木とオレンジの木が植えられており、地中海沿岸部らしい雰囲気。

アルタ広場近くには多くの人で賑わっているレストラン(カフェ?)がありました。人気店なのか、空いているお店が少ないからなのかはナゾなまま。

サン・イシドロ地区(Barrio De San Isidro)

アルタ広場から西に少し行ったあたりのサン・イシドロ地区には、石畳の坂になった可愛い小道が。

この辺りは、カラフルな建物が立ち並んでいて、青空によく映える。

窓枠や軒先の壁に飾られた鉢植え、通り沿いのプランターが黄色がアクセントになっていてステキ。

こちらの通りはブルーがアクセントカラー。

アルヘシラスがこんなに坂の多い街だとは思ってもみなかったので、やっぱり実際に来てみないとわからないもんですね。

アルヘシラスの新市街?!

アルタ広場からさらに北側に進んだ大通り沿いは、比較的新しい街並み。レストランが集まる一角には、かなりの人手で盛り上がっていました。みなさんホリデームード。

エキゾチックな植物がたくさん植えられたマリア・クリスティーナ公園(Parque María Cristina)。

地元の人がのんびりお散歩したり、寛いでました。

こちらはジブラルタル門(Puerta de Gibraltar)の遺跡。古い市壁の遺構の一部だそうで、かつては堅牢な要塞都市だったことが偲ばれます。

街中に突然現れる遺跡と周辺のモダンな街並みの対比がなんとも面白い。

アルヘシラスのマリーナ。広々としてて開放的。12月でも昼間はポカポカ陽気で、気持ちよかったです。

ランチはシーフードフリット

せっかく港町に来たので、シーフードが食べたい!ということで、ランチはメルカド前にある「Bar El cartuchito」でいただきました。

Bar El cartuchito

アルヘシラスに到着したのが昼過ぎ。ここを訪れたのは14:30頃でしたが、満席に近い賑わい。

持ち帰りで買いにくる地元のお客さんらしき人もひっきりなし。

こんな感じのシンプルなメニュー。

エビとイカ、白身魚のミックスフリット。お供にビール(合計8.50€)。揚げたてのアツアツ。下味のしっかり付いたサクサクの衣にレモンをたっぷり絞っていただきます。シンプルだけど美味。

あっという間に完食しました!ごちそうさまでした。

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