こんにちは。
ベトナム最北部の山岳観光地サパへ行ってきました。今回は、ハノイ−サパ間の移動に利用したキャビンバスが思いの外快適だったのでご紹介します。
ハノイからサパへ行き方は、①バス(普通席バス、スリーピングバス、個室型のキャビンバス、ミニバス)、②列車+バスの2通り。
列車の場合は、サパの手前のラオカイ(Lào Cai)駅で降りて、そこからバスに乗り換えてサパ(約1時間)に向かう必要があります。
私は、今回ハノイのノイバイ空港に夜間着、ハノイ市内は経由せず、そのままサパへ向かいました。
ネットで検索すると上記の通り、バスの種類はいろいろありましたが、なるべく睡眠をとりたかったので、キャビンバスを選びました。
ハノイ(ノイバイ)空港からサパ
ハノイ-サパ間は、複数のバス会社があり、基本的にはどこを利用してもそれほど違いはなさそうでしたが、今回往路と復路で別のバス会社を利用したら同じキャビンバスでもバスのグレードはかなり違いました(値段も倍ぐらい違う)。
往路で利用したのが、こちらのKADHAMバス。
Luxury Tour というベトナムのツアー会社のサイトで予約。サイトの予約機能がなぜか使えず、チャットでのやりとりでしたが、反応も早くスムーズに購入できました。
料金は、片道25USD+空港ピックアップ3USD=合計28USD
クレカ決済は、+で手数料(3.95%)。決済はベトナムドンで合計712,058VNDでした(2023.4月時点)
当日もバスの到着時間前にチャットでまめに連絡をしてくれて、スムーズにバスに乗ることができました。
KADHAMバスの車内
外観はスクールバスのようないたって普通のバスですが、内部はまるでカプセルホテル。
空港から乗車したのは私を含め3〜4人ほど。ハノイ市内からの乗客がほとんどで、すでにキャビンのカーテンはほとんどが閉まっていました。
私が乗ったバスはタイ人旅行客の乗車率が高かった。
私のキャビンは上段。
フルフラットで足をゆうに伸ばせます。モニターやUSBソケット完備。飛行機のエコノミーよりはるかに快適。
揺れは多少あるもののそれほど気になりません。
22:20頃に空港を出発して、1時間40分後の24時くらいにサービスエリアに到着。
サパに近づくにつれクネクネの山道になり、3:15頃にはサパのKADHAMバスの停留所に着きました。休憩含め5時間弱と想像より早かった。
深夜着ということもあり、そのままバスで待機する(寝る)ことができました。
早朝(5:30頃)、スタッフの大きな声で起こされ、降りるように言われ、眠い目を擦りながら、しぶしぶ外へ・・・
KADHAMバスの停留所は、サパの市街地の東端。周辺にはタクシーもたくさんいたので、ホテルが遠くても市内移動には困らないかと思います。
そして、サパ(ベトナムが?)は朝が早い。すでに開店準備を始めてる飲食店も多く、サパの中心部にある湖周辺では、散歩やジョギングをしてる人も結構見かけました。
サパからハノイ
サパからハノイに戻る便は、Klook(旅行系サイト&アプリ)で購入。前日に予約したため、乗りたかった早朝便はいっぱいで、午後便に振替。時間が限られている場合は、早めに予約した方がよさそう(当たり前か笑)。
復路は、Interbus Linesというバス会社。行きのバスとは異なり、かなりポップ。
Interbus Linesのバス乗り場は、サパ・レイク近くのこちら。
Pho Cốn Sủi Ông Háレストラン(写真左の建物)の入り口を入った右端にInterbus Linesの受付テーブルがあり、Klookのバウチャー画面を見せると紙のチケットをくれました。
シートの番号がLove16・・・。若干??と思いつつバスに乗車。
車内はなんとも・・・・ポップ。というか、これは著作権的に大丈夫なの?ってやつですね笑
キャビンの外のハートマークのところにLOVE+番号という感じでシート番号が記載されていました。
作り的には、往路のKADHAMバスとほぼ同じ。
キャビンは、2人利用可能なダブルシートなので、まあまあ広め。フリーWi-Fiあり。
料金は、510バーツ(約2,040円)。KADHAMバスの半額くらいとリーズナブル。
復路は、ハノイ市内まで乗車しました。13:30にサパを出発して、ハノイの停留所に着いたのは20:00前頃。途中休憩と空港立ち寄り(空港でも下車可)含め、約6時間半かかりました。
ハノイの停留所は、ホアンキエム地区のこちらですが、降りる時は近くの大通り沿いで停車しました。
ハノイ-サパ間の公共交通は、いろいろなサイトで予約できますが、決済面で安心・お得なのはアプリかな(クレカ手数料も取られない)。ただ、今回乗ったバスの乗り心地やキレイさは、断然往路で利用したKADHAMバスが快適でした。
出発時間は、どこの会社も似たり寄ったりなので、あとは予算とキレイさなどのこだわり次第かと思います。
スリーピングバスはカーテンなどの仕切りはありませんが、横になったまま乗れて割とラクだし、価格ももう少しリーズナブルなので、ベトナムの陸路移動の際はおすすめです。
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