【バンコク】下町のストリート・アート散策(後編)

タイの生活
タイの生活

こんにちは。

今回もチャオプラヤー川周辺のストリート・アート散策の続きです。

前編はこちら↓

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ジャルンクルン・ソイ32 (Charoen Krung Soi 32)

倉庫を改装したアートスポット「Warehouse 30」のすぐ隣のソイ32は、ウォールアート・ストリートで、タイの若者のフォトスポットとなっていました。

たくさんのペインティングがあるので、一気にどーぞ。

ん・・・?

まさかの鼻に指? 

これは地味だけど、なんか個人的に好きだったな。

Alex Faceの絵は、やっぱり人気で撮影してる人で賑わってました。

水着を着た少女とライフルの組み合わせがシュールで印象的。

アートスポット「Warehouse 30」の壁面。

パラソルの下のおじさんのいるあたりから入れます。

Warehouse 30は、アートギャラリーやカフェ、ショップがあります。

この日は、この後予定があって時間があまりなかったので立ち寄りませんでしたが、また近いうちに訪れようと思います。

ジャルンクルン・ソイ30 (Charoen Krung Soi 30)

Warehouse 30を抜けて、ジャルンクルン・ソイ30へ。

ポルトガル大使館前のウォールアート。

これも個人的にお気に入りのアート。

これ、ペイントではなく壁を削って描いたスクラッチアートなんです。

なので、近寄るとなんだかよくわからない。

ポルトガル人アーティスト Alexandre Farto (VHILS)の作品のようです。

なんか見覚えあると思ったら、マカオのタイパ地区で見たスクラッチアートも彼の作品でした。

マカオのVhilsの作品

VhilsのHPによると2017年5月に制作したものらしく、上の写真は私が訪れた2019年10月時点のもの。2年ちょっとでだいぶ剥がれてしまってるので、もしかしたら今はもっと劣化が進んでいるかも。ストリートアートの宿命ですね・・・

Vhilsのアートの少し先には、チャオプラヤーボートの桟橋に通じる小径があります。

木で編まれた天井

この通りの壁にはアズレージョがありました。

アズレージョとは、ポルトガルのタイル装飾で、建物の壁の装飾によく見られます。

ブルーのアズレージョ
イエローベースのアズレージョ

この壁には、2つの作品があって、デザインは全く一緒なのに、色が違うだけで雰囲気もガラリと変わります。

去年マカオを訪れた時にポルトガルに興味を覚え、その2ヶ月後にポルトガルを訪れ、今一番気になる国。

いつかポルトガルに移住したいなーなんてぼんやりと思っています。

実は、タイも日本と同じようにポルトガルと関わりがあって、アユタヤ王朝時代にポルトガル居留地が作られ、エッグタルトとかカステラっぽい伝統的な焼き菓子とかポルトガルの影響を受けたものがあるんですよね。

話が脱線しましたが・・・

続いて、隣のシェラトンホテル前に気になる建物がありました。

古い倉庫だった建物に絡みつく木の根。

一体どうやって生えてきたんでしょう。自然の生命力の強さよ・・・。

偽窓(扉)?

不思議な造り。かつては塞がれてなかったのかな。

血管のように絡み合う木の根。

因みにこの古い建物は、多目的施設として使用されている「House No.1」の敷地内にあります。

このHouse No.1も人気?のようで、みんなこの建物の前で写真を撮ってました。

タラート・ノイ (Talat Noi)

さて、続いてはリバークルーズの発着点になってるショッピングモール「リバーシティ」の北側エリアへ。

#welovethaifoodの壁画

リバーシティ前には、タイ料理を手に持った人たちが描かれた壁画。

さらにここから少し北上するとタラート・ノイ。

ここはヤワラートにも近く、中華系のコミュニティーがあるエリアっぽい。

「San Chao Rong Kueak」っていう細い路地の両側には、写真やウォールアートがあってその先は住宅街。

壁に麦わら帽子がかかってて、なんか可愛い。

こんなカラフルにペイントされたお家も。

レンさんのお宅?のアート

上手、下手関係なく、なんだかアートを楽しんでる感じが伝わってくる。

ここでも撮影大会してました。

一人のモデルに対して、7、8人のカメラマン・・・。アイドル?

タイ人曰く、モデル側は一人のカメラマンに依頼するよりいろんなカメラマンに撮ってもらった方が、いい写真を選べて、カメラマン側も写真を気に入ってもらえれば報酬が得られる(or名前が売れる?)のでwin-winの関係なんだとか。

その先には、通りの名前にもなっている中華系のRong Kuak Shrine(漢王廟)があります。

Rong Kuak Shrineの目の前はチャオプラヤー川。奥には小さな公園と船着場。

Rong Kuak Shrineの北側は、パステルカラーのお家が並ぶ住宅街の細い路地。

カフェ Baan Rim Naam

リバーサイドの雰囲気の良さげなカフェもありました。

細い路地の先には、カラフルな立派な門構えのSo Heng Tai(蘇恒泰)邸。

The So Heng Tai Mansion

So Heng Tai邸は、200年以上前の18世紀後半に建てられた中国の伝統的な中庭のある宮廷建築。

現在も個人所有らしいけど、建物はカフェとして営業されていました。

中央のプールは、近年増設されたもので、ダイビングスクールのプールとして使われてるそう。

穏やかな空気が流れてて、なんか異世界でした。

So Heng Tai邸の先には、廃墟の前に廃車が置かれてて、撮影スポットになってました。

オオトカゲもお散歩中。

タラート・ノイ周辺の手書きのマップ。

古い街並みを残しつつ、アートで街おこしっていいですよね。

細い路地裏の一角に可愛いタイルが並んでました。

タラート・ノイは、ノスタルジックな雰囲気の感じられて、散策の楽しいエリアでした。

ソンワット通り (Song Wat Road)

タラート・ノイを少し北上するとエンジン部品などの工場が並ぶさらにローカルなエリア。

観光地らしさは消え、駆け足で通り過ぎてソンワット通りへ。

鮮やかなピンクのウォールアート。

このウォールアートは自転車?かな。

そしてその反対側には、

サーカスしてるみたいな妙にリアルなゾウさん。

これも今回見た中では、お気に入りの一つ。

場所はこのあたり。駐車場の両側にあります。

木や草が生えた古い建物。

この建物は、2階のアーチ窓の上の彫刻がステキ。

問屋さんに飾られてたホーローの食器。

残念ながら、今回はここでタイムアップ。

時間があれば、チャオプラヤー川の橋の上にあるチャオプラヤー・スカイパークまで行きたかったけど、また次回のお楽しみにとっておきます。

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