本日5月17日より新型コロナウイルスの非常事態宣言の一部が緩和され、バンコクのショッピングモールやデパートが再開されました。
ちょうど出かける用事があったので、ついでに様子を見にショッピングモールにも立ち寄ってきました。
約2ヶ月ぶりのショッピングモール。多くの店舗がセールやプロモーションを行ってる印象でした。
布マスクやアルコールジェル、フェイスシールドなどの予防グッズもあちこちで見かけました。
新システム「タイ・チャナ(Thai Chana)」で利用者の追跡
今回の規制緩和に際して、大きく変化した点は、タイ・チャナ(Thai Chana)という利用者追跡システムの登録したショップに行く際は、入退店時ににスマホでQRコードを読み取り、チェックイン/チェックアウトの時間をを登録するようになったことでしょうか。
もちろん、店内でのマスク着用と入口での検温も引き続き行われています。
このシステム、現在はタイ語しか対応しておらず、私のようにタイ語が読めない外国人は最初は戸惑うかもしれませんが、入口のスタッフが操作を手伝ってくれるので一度やれば、2回目からは簡単です。
その内、英語対応もされると思いますが、タイ・チャナの利用方法は以下の通り。
入店時(チェックイン)の登録
QRコードを掲示している店舗の場合は、入口でスマホのカメラを起動し読み取り。
QRコードを読み込むと上記のようなサイトが開きます。入店(チェックイン)の際は、左側の緑のマークをクリック。
※初回は、携帯電番号登録が必要ですが、2回目(2店舗目)からは不要でした。
上記の画面が表示されればチェックインは終了。(日時と店舗名が記載されています)
退店時(チェックアウト/ショップ評価)の登録
退店時も再び出口付近にあるQRコードを読み取ります。
オレンジの☆マークをクリック。
①利用した店舗での滞在時間を「15分未満、15〜30分、30〜60分、1時間以上」の中から選択。
利用時間は大体でOKだと思いますが、店舗名の下にチェックインした時からの滞在時間が表示されているので目安になるかもしれません。
②〜⑤は、利用店舗のウイルスの感染予防対策に関する評価項目です。問題なければ右側のはい(緑の✔️マーク)にチェック、NGであれば左側の赤の×マークにチェックを入れます。内容は以下のような感じ。簡易訳なので違ったらごめんなさい。
②接触する部分の表面は、清潔に保たれていたか。
③従業員はマスクを着用していたか。
④手洗い場所やアルコールジェルなどは設置されていたか。
⑤テーブル、椅子、通路など1m以上のソーシャルディスタンスは保たれていたか。
①〜⑤まで回答したら、一番下の送信ボタンをクリック。
上記の送信完了画面が表示されればチェックアウト完了です。(数秒で終わります)
【追記】5月30日現在、英語対応されてわかりやすくなってました
現在は、上記のような感じでQRコードを読み込んだ画面でタイ語か英語を選択できます。
チェックアウト/評価画面が簡素化されて、滞在時間を選択する項目は無くなってました。店舗評価も画像でわかりやすくなってるし、評価するのが面倒な場合は一番下の[Skip surbvey]をクリックすれば終了。
コロナ関連は対応早くてタイの本気度が感じられます。。。
タイチャナの導入について
今日(5/17)私が訪れたのは、セントラル・ワールド、ザ・マーケット、ゲイソン・ヴィレッジの3つ。ゲイソンは通り抜けしただけで、各テナントまでは見なかったのでわかりませんが、入口は検温のみでタイチャナの登録はありませんでした。それ以外はモールは入店/退店時にチェックイン/チェックアウト登録、さらにモール内のほとんどの小売店でも同様に登録が求めらました。
タイチャナに送信された個人情報は、タイ疾病管理局の感染対策の目的にのみ利用され、陽性者が出た場合に同じタイミングでその場所にいた人に連絡がいくらしいです。
経済活動を再開して感染拡大を阻止する意味では、大切なことだとは思うものの、なんとなく監視(プライバシー侵害)されているようで、正直気分はあまりよくないというのが率直な感想。
イミグレ(90日レポートとか)で銀行口座やSNSアカウントまでなぞに提出させられた(今は廃止されていると思うけど)ことに比べればまだ今回は目的がはっきりしているだけマシかしら・・・
今後このシステムがいつまで続くのか、はたまた定着するのかはわかりませんが、タイで生活する上では受け入れるしかなさそうです。
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